有馬鉄道(三田駅~新道場駅間)

有馬鉄道は12.2kmの鉄道で三田駅から中間の新道場駅までを散策します。

 三田駅付近は福知山線複線電化工事の折に改修されていますので、武庫川橋梁が在ったと思われる場所からスタートです。

 下の写真に書き込んであるラインは鉄橋が在ったと思われる場所を示してみました、これと言って資料が手元に無かったため、航空写真のアーカイブを基にして想像で書き込んであります。

 武庫川の堤防より有馬方面を見たところです、この道路が廃線跡?になるのでしょうか?

 神戸市北区道場町塩田付近は廃線跡らしき構造物も無く、水田が広がっています、この場所も航空写真のアーカイブを基に想像で廃線跡の線を引いて見ました。

 有馬川の堤防付近から三田方面を臨んでいます、この場所も廃線跡の構造物は残っていませんので、航空写真のアーカイブを基に想像で廃線跡の線を引いています。

 塩田川?堤防付近の廃線跡です、この場所も廃線跡の構造物は残っていませんので、航空写真のアーカイブを基に想像で廃線跡の線を引いています。

 塩田川橋梁?が在ったと思われる場所です、堤防は河川改修をされているため橋脚も橋台も現存していません、この場所も廃線跡の構造物は残っていませんので、航空写真のアーカイブを基に想像で廃線跡の線を引いています。

 旧国道176号線と有馬鉄道が交差していた場所です、この付近は廃線跡が荒地のまま残っていますので、やっと有馬鉄道の廃線跡構造物に出会えたように思いました。

 この付近は神戸有馬電気鉄道(現・神戸電鉄)と併走区間で、神鉄道場駅の横になります。

 神鉄道場駅の横を通り過ぎると東にカーブしてゆきます。

 神鉄道場駅前には有馬鉄道の記念碑が残っています、

       

 神鉄道場駅の横を通り過ぎた有馬鉄道はカーブしながら坂を下っていたようです、坂を下りきったところから神鉄道場駅の方角を見ています。

 上の写真の場所から有馬方面を見ると

 有野川橋梁南詰めにやってきました、ここには有野川橋梁の橋台が現存しています。

残念ながら北詰の橋台や橋脚は現存していないようで、発見できませんでした。

 この橋台は石積みの橋台ですが、御影石ではなく火山岩のような石を切り出して積み上げられているようです。

 橋台の床石の上には鉄橋を固定していたボルトが残っていました。

 有野川橋梁の南側は『新道場駅』が在った場所で、駅の構造物は残っていませんが広場が広がり、駅があったのでは? と思わさせる場所でした。

 この続きは第2章、有馬鉄道(新道場駅~有馬駅間)で紹介します。