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大阪臨港線は大阪市港区に有った大阪環状線から分岐した貨物専用の路線です。 途中、国道43号線(第二阪神国道)と交差していたために踏み切りは渋滞の根源となっていました。 |
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附近で浪速駅方向を見る 南市岡2丁目附近、大阪環状線との分岐部、緑の鉄橋は大阪環状線外回り線で大阪臨港線はこの鉄橋の下をくぐって浪速駅(貨物駅)まで延びていました。 この附近は橋台が現存しています。 |
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附近で大正駅方向を見る 同じ場所から大阪環状線との分岐部を見ています、この橋台の右側に境川信号所がありました。 この信号所から大阪環状線に合流していたことになります、信号所の数100m先は大阪環状線の大正駅です。 |
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A附近で浪速駅方面を見る 南市岡3丁目附近、大阪環状線と別れて初めての道路との交差する地点です。 この附近は築堤も残っており橋台も昔のまま残っています。 |
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A附近で大正駅方面を見る 同じ場所から大正駅方を見ています。 こちらも築堤や橋台も残っていて、当時の面影が漂っています。 |
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同上の橋台に残っていた銘板です。 緑錆が出ていますが彫りが深いのですべて読み取れますね、1959年12月に完成した架道橋、昭和34年と言うことはまもなく50歳になるのですね。 |
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B附近で浪速駅方面を見る 南市岡3丁目附近、国道43号線(第二阪神国道)との交差部分です。 地上に降りてきたので判ったのですが、線路も枕木も無くなっています。 |
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上の写真を撮影した場所で見つけたお知らせ看板です。 線路が無いのに休止扱いとなっていますね、見る限り廃線状態ですが。 |
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B附近で大正駅方面を見る 国道43号線(第二阪神国道)越しに大正駅方面を見ています。 ここには踏切が有ったのですが、跡形も無く綺麗に整備されています。 |
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C附近で浪速駅方面を見る 市岡3丁目附近は地上を走っています、この附近は線路も枕木も残っていますが、踏み切り部分は線路も撤去され、道路も綺麗になっています。 |
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ここから先は道路と交差していないので、望遠で撮影してみました。 線路はかなり先まで続いているみたいです。 |
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C附近で大正駅方面を見る こちらも中間点までは線路が残っています。 線路脇は野菜園になってしまっています。 |
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この場所に踏切が有ったのを物語っている物が残っていました。 色は水色に塗られていますが、柱がレールで作られている構造物です。 そうですね、踏み切りの警報機や遮断機を保護している安全柵です。 |
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D附近で浪速駅方面を見る 市岡4丁目附近にやってきました、この附近は少し盛土になっていますが、橋台部分は高さが1m程しか有りません、この場所は昔は川だったのか?悩むところです。 |
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橋台の上に乗って浪速駅の方を眺めてみました。 線路も枕木も健在で・・・と思いましたが10m先からは何もなくなっています。 |
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D附近で大正駅方面を見る こちらも橋台や枕木、線路も残っていますし、枕木で作った柵も残っています。 この附近の橋台は複線化も考えられていたようで幅が広くなっています。 |
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橋台の上から大正駅方面を眺めてみると、草には埋もれていますが線路と枕木がしっかり残っています。 |
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E附近で浪速駅方面を見る 福崎1丁目附近の道路との交差部分です、ここから浪速駅方面は線路と枕木が残っていますが、福崎3丁目との間に掛かっている鉄橋は防潮扉が閉まっているようです。 |
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ここに立っていた看板は昔のままなのでしょう「国鉄用地」と言う文章が残っていました。 懐かしい響きですね。 |
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F附近で浪速駅方面を見る 三十三間掘川に掛かる鉄橋です、防潮扉は閉鎖されていますが、鉄橋は残っていました。 |
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F附近で大正駅方面を見る この鉄橋は水面が近いですが、地盤沈下のせいなのか、元々こう言う設計だったのか?満潮時にはガーター橋の下側が水面に浸かっている様な気がします。 |
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この鉄橋を堤防の上から撮影してみました。 やはり、ここも複線化の計画が有ったかのように橋台も鉄橋も準備されています。 |
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G附近です 福崎3丁目の浪速貨物駅附近にやってきました、線路や鉄道施設は見る影も無く、金網に掛かっていた看板だけが駅が有った事を物語っているようです。 |
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H附近で大正駅方面を見る 天保山運河に掛かる新福崎橋から浪速駅が有った方を見ています。 ここには専用線が走っていたので、防潮扉や橋台が残っています。 |
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H附近で海岸通4丁目方面を見る こちら側にも防潮扉が見えます、この防潮扉には「国」の表記があるのですが、この「国」の指し示す意味は何でしょうか? 国鉄?国土交通省?国策?私に判りません。 |
私個人は大阪に住んでいたことがありますので、この国道43号線(第二阪神国道)の踏み切りも見た事がありますし、浪速貨物駅から延びていた貨物専用線の一部も見た記憶があるので、後日、大阪港の貨物専用線も辿って見たいなと思っています。 2009年6月24日撮影 |